ここでは状況報告No.2の続きとして、「お詫び」にある「上場廃止宣告時の状況報告」の詳細として、大阪証券取引所にて弊社管理部 加福秀敏が上場廃止宣告を受けた際の状況を報告致します。
注意:本文にある大阪証券取引所担当者と弊社加福のやり取りは、あくまでも弊社加福が当日の話し合いの要点を大まかにまとめた形となっておりますので、その点をご了承ください。
平成16年3月31日の午前、第11期定時株主総会において第1号議案、第5号議案に関して継続審議を改めて行うことで裁決されていましたが、
そもそも、この継続審議と云うものができるのか、及びその際の基準日はどうなるのかを確認するため、管理部加福はUFJ信託銀行信託部を訪問しました。
その際担当者から、現実には継続審議と云うものは実例がない。そのため、それに関しては裁判所の判断が必要と思われるので、弁護士に相談した上で物事を進めるしかないとの助言を受けました。
同日午後3時、管理部加福が大阪証券取引所に呼ばれ、上場廃止の旨を告げられました。
その時の状況は以下の通りです。
部屋に通された後、
大証:29日にお会いした公認会計士の方は、昨日の件(総会の状況)を理解されておりますか?
加福:弁護士から最終結果を含めて報告をしてあるので、納得していただけていると思います。
また、私も本日の午前中に会計士の先生と電話で話しをしたのですが、本日か明日には先生が当社へ来社ことになりました。
大証:ところで、昨日、新堂氏が来社した際、下にいた人たちはどう云う人たちですか?
加福:それに就いては、どう云う人たちなのか、私は分りません。
大証:どう見ても暴力団関係者風に見えましたが、どうでしょうか?
加福:確かにそう言われれば、そのように見えましたね。
※加福注訳 確かに新堂氏は大阪証券取引所へ名古屋ナンバーと神戸ナンバーの2台の白いベンツに複数の人間と乗りつけ、数名を大阪証券取引所の外に待機させたうえで、建物に入ってきています。さらに帰る際は待機させた人間から傘を差してもらい車に乗り込み帰りました。
大証:新堂は今でもそう云う方たちとお付き合いがあるのですかね?
加福:分りません。
大証:彼は上場会社の役員としての自覚がないし、役員としておかれている立場をまったくわきまえていませんね。
その話の後、即座に下記の事柄を告げられました。
大証:さて、そこで加福さん、株主総会通知にある第6号議案、これは可決されたのですね?
加福:はい、そうです。
大証:とすれば、この件を3月5日の臨時取締役会で承認された後、IRで開示されておりませんね?どうですか?
加福:開示しておりません。
大証:間違いなく、開示していませんね?(このことを念を押された)
加福:はい、確かに開示しておりません。
大証:それは適時開示規則違反となりますので、改善報告書の提出を求めます。
この改善報告書の求めは3回目となりますので、大阪証券取引所の上場廃止基準に該当しました。
そのため、御社は上場廃止処分決定です。
以上が今回の弊社メディア・リンクス上場廃止を宣告された時の状況となります。
このように弊社は廃止宣告を受け、それと同時に廃止理由とともに発表されました。
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