第11期定時株主総会及び、当日の状況報告 No.2
 

(この文章は第11期定時株主総会及び、当日の状況報告 No.1の続きとなっています)

午後2時20分に新堂、加福、両者の弁護士の4名で大証に入り、本日の総会の内容に就いて質疑・応答を大証担当者と行いました。
大証担当者から第1号議案から第6号議案まで、どう云う経過でどのような裁決となったのかを再度質問され、それに対し情報取扱責任者の立場として、管理部加福秀敏が以下のように答えました。

第1号議案:第11期貸借対照表、損益計算書および損失処理案承諾の件
   決議:議長権限で株主に対し、延期を諮った結果、延期可決

第2号議案:定款一部変更の件
   決議:可決

第3号議案:取締役5名選任の件
   決議:否決

第4号議案:監査役3名選任の件
   決議:否決

第5号議案:会計監査人選任の件
   決議:第1号議案と同一

第6号議案:株主以外の者に対して特に有利な条件をもって新株予約権を発行する件
   決議:可決

大証:3号議案が否決されたという事は、新体制ができなかったと云うことですね?

加福:はい、そうです。それに就いては即時IRを流さなければなりませんね?後は何かIRを流さなければいけない事はありますか?

大証:いえ、今のところは特にありません。

加福:本日の株主総会で裁決された議案の件はどうしますか?

大証:それも流してください。

大証:それで、今後の役員は?

加福:上田実、杉村浩之、新堂吉彦の3名です。

新堂:臨時株主総会を開いて、早急に役員の増員をし、補充を計ります。

大証:新堂さん、私はあなたに聞いておりません。
どだい新堂さん、貴方はあの事件以来半年近く、何もやっていないでしょう?
今迄ここにいる管理部加福さんが約半年間、すべて一人でやってきたんでしょ?
新規事業の件も裁判の件も、大証に対しての対応も、その他たくさんの対応に関してもそうですよね。
私たちは加福さんに対してキツイ言葉でものを言ったり、かなり厳しい言葉で怒りもしましたが、
それに対して一生懸命付いてきました。
そして新任の新体制になると云うことで期待をしていました。
新堂さん、あなたはあの事件で会社に対しても社会に対しても、株主に対しても迷惑をかけたと云う認識を持っていますか?
それでも代表取締役になると言うんですか?私たちはあなたの常識を疑いますよ。

加福:代表取締役に就いては取締役会を開いて決定しますので、代表取締役に誰が就任するかは決定し次第、早急にご連絡致します。

大証:いずれにしても上田さんと杉村さんを1度、私共の方へお連れ下さい。

加福:早急にお伺いするよう致します。

大証:ところで加福さんは今回の総会で役員に選ばれなかったわけですよね?と云うことは今後どうされるのですか?新任の新体制が出来なかったと云うことで、昨日お連れ頂いた監査法人の公認会計士の先生の方も難しいのではないですか?新規事業は継続して行けるのですか?

加福:それに就いては話し合いをきちんといたします。私は上田から業務代行の委任を受けていますので、上田が代表取締役を継続する上では、そのままやるように致します。

大証:わかりました。では頑張って下さい。弁護士の先生も協力をお願い致します。

加福:後、IRの件で何かあれば、今のうちにご指摘戴きたいのですが?

大証:取り合えず、先ほどの2点だけですので、早急にIRを流してください。

※以上の様に、平成16年3月30日の時点で大証側より第6号議案の件に就いて指摘もなく、大証側からは加福に頑張って下さいと励ましの言葉が頂けた状態でした。
その後、加福は大阪本社事務所に戻り、早急にIR対応を致しました。
しかし、弊社弁護士とどのような形で次回の継続審議を行うかの結論が出ず、そのため大証側の判断として、総会に関しての報告に就いては難しい部分があるのでIRで流さず、3月30日に関するお知らせは新経営体制に関するものだけで良いとの結論がでました。
その際大証側から、「ところで加福さんは明日(3月31日)は大阪にいますか?もし、いるようなら明日、大証の方に顔を出していただけませんでしょうか?」と言われ、加福は31日の午後3時30分に大証へ行くことになりました。

以後の状況報告は本日のできる限り早い時間に、報告 No.3としてアップする予定であります。
本来、株主総会に係るご報告ですのでポイントのみの箇条書きで報告するべきですが、3月30日総会から上場廃止までの一連の流れをできる限り皆様に知っていただきたく、このような形式での報告となっております。ご了承ください。

   
  平成16年4月1日 午後5時30分
  株式会社メディア・リンクス
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